ついに焚火台を買ったよ!
これで念願の焚き火に挑戦だ!
おめでとう!
ところで、焚火台の他の道具も揃えましたか?
焚火台の他に何か必要なものがあるの?
焚き火は危険な火を扱うので、
焚き火を安全で快適に楽しむためにも、
揃えておきたい道具があります。
確かに、火はキレイだけれど、危険なものでもあるしね!
安全の為にも、是非知りたいよ!
安全のためにも|焚き火に必要な道具13点
焚火をする時の必需品をご紹介したいと思います。
これで全部必要なものが揃っているか、チェックしてみてくださいね。
焚火台
焚き火をするために1台は焚火台を持っておきましょう。
今は直火NGのキャンプ場が多いです。
直火OKな場所でも、直火だと消し炭を集めたり後片付けがものすごく大変になります。
さらに、直火で焚き火をした跡が焼け焦げて黒くなってしまい、見栄えが悪くなってしまいます。
キャンプサイトに入ってみて、地面のいたるところが
焚き火跡で焼け焦げていたらどうでしょうか?
私ならあまり良いところじゃないなと思ってしまいます。
次に他の誰かが使うということを忘れずに、キャンプサイトを大事に使いたいです。
また、芝生や落ち葉に引火して火事になってしまう危険性も高くなります。
アウトドアマナーとして、焚き火をする際は焚火台を使いましょう。
耐火手袋
火を扱うので、焚き火をする時は〝革製〟の耐火手袋を着けましょう。
軍手は燃えやすいうえにあまり熱を遮断しないのでやめましょう。
また、作業手袋で手の平がゴム素材のものがありますが、高温になると熱くなったゴムが溶けて手に張り付き、大やけどを負ってしまいますので絶対に使わないようにしましょう。
こ…怖い!
これは皮一択だね!
耐火手袋は厚みがあるから、
ちゃんと手に合っていないと、手が動かしにくくいんだよ。
だったら、購入の時には実際に着けてみて、
指を動かしやすいものを選ぶようにするよ!
でも、キャンプ用品店が近くにない場合は、
どうしたらいいのかな?
キャンプ用品店だけでなく、
今はホームセンターにも置いてあるから、行ってみてね。
難燃素材の上着
焚き火の周辺は高温になり、火の粉も飛ぶので、化学繊維のダウンジャケットやフリースなどを着ていた場合は穴が開いてしまうことがあります。
最悪着衣着火してしまい、大やけどや命に関わる危険性がありますので、化学繊維ではなく、綿などの難燃素材でできた厚手の上着を着るようにしましょう。
私は焚き火時には
いつもワークマンのコットンキャンパーを羽織っています。
帽子
焚き火では、燃えた薪が急にバチッと爆ぜて火の粉が飛ぶことがあります。
火の粉が頭に着くと、髪が燃えてしまううえに頭に大やけどをしてしまう危険もあります。
キャップやキャンプハットを身に着けておくと良いでしょう。
春夏は日差しから目を守ってくれ、
秋冬は防寒にもなります。
火バサミ
焚き火は一度燃えだすと、周囲が高温になります。
薪をくべたり配置調整をするために、火バサミは持っておきましょう。
焚き火を終えた後、
燃え残っている薪を火消壺に入れて
消火するときにも活躍します。
バケツ
焚き火は火を扱うため、近くに水を入れたバケツを用意しておきましょう。
急に風が吹き、思わぬところに火がついてしまう!
なんてことにも対応できるようにしておきましょう。
バケツは折りたたみのものがあると、持ち運びにも便利で、薪入れや洗い物入れにもなります。
着火剤
松が生えているキャンプ場には、松ぼっくりが落ちている場合があり、松ぼっくりが着火剤として使えます。
しかし前日に雨が降っていたりすると落ちている松ぼっくりも湿っていて着火しない場合もあるので、固形燃料などの着火剤を持っておくのが吉です。
ポケットストーブに使う固形燃料なら
料理にも流用できて持っていれば心強いです。
着火を本格的にしたい場合は、麻紐をほどいて繊維状にしたものや、木綿生地を炭化させたチャークロスを使ったりもします。
火消壺
焚き火にまだ慣れないうちは、薪がどのくらいの時間燃え続けるかよく分からないと思います。
実際その薪が広葉樹か針葉樹か、どんな木の薪かで燃える時間は変わってきます。
夜も更けて眠くなってきたけど、まだ薪が燃え尽きない、そんな場合は燃え盛る焚き火をそのままにしてテントに入って寝てしまう…
そんなことは絶対にしてはいけません!
途中で火を消さないといけない。
そんな時に使うのが火消壺です。
薪は空気中の酸素と結びついて燃焼します。
火消壺に木炭を入れて密閉すると、酸素がなくなり燃焼が止まります。
数時間して冷えれば中の木炭は再度使用することができます。
なお、火に水をかけて消すと、薪がもう使えなくなってしまううえ、掃除や後始末がとても大変なので、水をかけて火を消すのは緊急時のみにしましょう。
薪割り道具(斧やクサビなど)
キャンプ場で売っている薪は、だいたい丸太を6~8等分に縦割りした、太めのものが多いです。
そのままだと火の着きが悪いので、通常斧やクサビ等で薪割りをして細くします。
細い薪から火を付けていって、だんだんと太い薪に火を移していきます。
キャンパーさん達の間では、ハクスバーナ等の手斧が人気ですが、薪割りにはコツと力が要るのと、斧は少し危険なのでクサビを使うという方も多いです。
薪割り用のクサビはねじれがあり、ペグ打ちハンマーで打つだけで簡単に薪を割ることができます。
私はタイルを割ったりする時に使う、
タガネを使っています。
細かく割る薪はだいたい焚付け用の針葉樹であり、針葉樹はタガネでも大抵は簡単に割ることができています。
【木の特徴】
針葉樹・・・火持ちが悪いが火が着きやすく、割りやすい。スギやマツなど。
広葉樹・・・火持ちは良いが火が着きにくく、固く割りにくい。ナラやクヌギなど。
ブッシュクラフトナイフ
ブッシュクラフトナイフは、斧やクサビで細く割った薪を更に細く割ったり、着火に使うフェザースティックを作るために使います。
フェザースティックとは、細く割った薪をナイフで薄く剥いて、名前の通り鳥の羽のように加工したものです。
空気との接触面積が大きくなるので、フェザースティックを作れば簡単に火を着けることができます。
フェザースティックから細い薪へ、細い薪から次第に太い薪へと炎を移し大きくしていきます。
「火を育てる」という言葉を聞いたことはありませんか?
そう言えば、「育てる」って言うね
なんでだろう?
はじめの小さな炎は、
慎重に手を加えないと途中で消えてしまいます。
炎が次第に大きくなってゆき、安定するようになると、
何か生き物を育てたような気持ちになり
自分が育てた炎に対して愛着が湧いてきますよ。
それってなんだかいいな!
ボクもゆっくり育てるよ
ノコギリ
一般にキャンプ場などで売っている薪は、長さが30~35cmです。
30cm以上だと、ソロキャンプで使うような小型の焚火台には入りきらないこともあります。
そんなときは、ノコギリで半分に切って使います。
キャンプ場で売っている薪は乾燥させてあるので、小型のノコギリでも切りやすいです。
そのため持ち運びも考え、キャンプに持っていくのは折りたたみ式のノコギリが良いでしょう。
ファイアスターター・マッチ・ライター
ファイアスターターで本格的な火起こしに挑戦してみるのも良いでしょう。
しかし、少し湿っているだけでなかなか火が着かないこともあります。
そんな時に着火剤やフェザースティックに、
火をつけるためにマッチやライターがあると便利です。
もし火がつかなかった時でも大丈夫っていう、
安心感があるのはいいね
風に強いキャンプ用の大きいマッチも市販されています。
しかし、使い捨てにしては高いうえ、普通のマッチの方がオイルランタンやポケットストーブに着火しやすいため、私は普通のマッチを持って行っています。
ただ、普通のマッチだとちょっとした風で消えてしまうので、いざというときのためにSOTOのマイクロトーチアクティブを持って行っています。
小型のバーナーのようなライタートーチで風にとても強く、ガスが無くなってもCB缶(カセットボンベ)からガスの補充が出来るので、CB缶を使うシングルバーナーやカセットコンロを使う方は燃料が流用できるので便利です。
焚き火シート
焚き火をしていると、周囲がかなり高温になります。
下が芝生であったりすると、たとえ焚火台を使っていたとしても火の粉によって引火する危険や、芝生を傷めてしまうことがあります。
焚き火では思ったよりも
薪が爆ぜて火の粉が飛びます。
確かにキャンプ動画でも、バチって大きく音がしているよね
安全のためにも焚き火シートがあった方がいいよ。
焚き火シートは普通の布ではなく、グラスファイバーなどの熱に強いシートです。
焚き火シートを敷いておくだけで火の粉から周囲を守ってくれます。
まとめ
今回は焚き火に使う道具を紹介しました。
ホームセンターなどでお手頃なツールが見つかることもあるので、探してみてくださいね。
また、キャンプの必需品のテントに選ぶ時のポイントについては、こちらでご紹介しているので、気になる方は読んでみてくださいね。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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