今人気の「SPY×FAMILY」。
2022年4月からアニメ化もされて、どんどん注目を集めていますね。
私も大好きで、先日新刊を買いに書店に行ったのですが、新刊以外の在庫がすべてなくなっていました!
こんなのは「鬼滅の刃」以来です。
非常に楽しみなこの作品、主人公はジャンプでは珍しい成人男性の「ロイド・フォージャ」です。
甘いマスクに、優秀な彼のファンは私だけではないはずです。
今回はそんなロイド・フォージャについて詳しく紹介したいと思います。
紹介をする際に、作品のネタバレも含まれているので、気になる方はブラウザを閉じてくださいね。
ロイドの職業
西国の諜報機関「WISE(ワイズ)」に所属する敏腕スパイです。
この世界は東国「オスタニア」と西国「ウェスタリス」が深くかかわっています。
2つの国は以前戦争をして、深い爪痕を残しました。
ロイド自身も幼い頃その戦争に巻き込まれており、自分のように戦争で子供たちが辛い経験をしないよう、平和な世界を作る為、スパイとして活動し戦争を防ごうとしているのです。
職業は怪しいけれど、心の優しい人なのね
組織内でのコードネームは〈黄昏(たそがれ)〉
本名はありますが、スパイになった時に自らその名を捨てています。
一度作品の中で、その名が出てきたことがありますが、黒く塗られていて分かりませんでした。
現在の任務
ロイドの今回の任務は、国家統一党総裁ドノバン・デズモンドの近辺を調査することでした。
裏でデズモンドが東西戦争を計画していると噂されているので、それをロイドに調べてもらおうと考えたのです。
デズモンドは非常に注意深く慎重な性格で、滅多に公の場に姿を表しません。
しかし、自分の子供が通う名門イーデン校の懇親会にだけは、姿を現すそうです。
デスモンドと接触するには、その懇親会に参加するしかない。
ロイドは一週間以内に子供を作り、難関といわれる名門イーデン校の入試を突破し、懇親会に参加するという指示を受けるのです。
えぇ!?子供を一週間で作る!?
そんなこと無理よ!
さすがのロイドもそう思ったようで、思わず飲んでいたコーヒーを吹き出し、怒りに任せて指令が書かれた新聞を引き裂いたんだ。
任務の為にニセの家族を用意する
ロイドは住む家を用意すると、孤児院へ向かい、読み書きができる子を探していると院長に伝えます。
その孤児院は、お世辞にも環境が良いと言える場所ではありませんでした。
院長も昼間から酒を飲んで酔っ払っていました。
しかし、足が付きにくい子供を探していたロイドには都合が良かったのです。
孤児の環境が良くないのね・・・
以前の戦争の影響かな?
院長はすぐにアーニャという少女を呼びました。
気味が悪いから、早く誰かに引き取ってもらいたかったのです。
養女アーニャとの出会い
6歳くらいの子を探していたロイドの前に現れたのは、4.5歳くらいの少女「アーニャ」でした。
しかし、アーニャはすぐに6歳だと答え、難しいクロスワードパズルを解いてしまいます。
すごい!天才少女ね!
ロイドにとってはラッキーね
ところが、それはアーニャが天才だったのではなく、アーニャは人の心が読める超能力者だったのです。
アーニャはロイドの心を読んで、クロスワードパズルを解いていました。
あれ?心が読めるってことは、
アーニャはロイドの正体に気づいているの?
アーニャはロイドが部屋に入って来た時から、彼がスパイだということに気づいていました。
しかし、スパイのアニメにハマっていたアーニャは、ロイドの正体に心からワクワクして、ロイドについて行くのです。
超能力といい、とんでもない少女ね!
妻役「ヨル」との出会い
これで試験を受けられると思っていたロイドの元に届いた書類は、「必ず両親揃って面接を受ける」というものでした。
大変!奥さんが居ないわ!
さすがのロイドも、これには困ってしまいます。
すると服屋で、恋人役の男性を探していた「ヨル・ブライア」と偶然出会うんだ。
ロイドはヨルの恋人のふりをする代わりに、ウソの事情を話し面接に協力してほしいと頼みます。
それをヨルは引き受けてくれるんです。
良かった!どちらもwi-winの関係ね!
しかし、ヨルには秘密があり、オスタニアの秘密組織の一員で「凄腕の殺し屋」だったのです。
濃い!配役がみんな濃すぎるわ!
もちろん心を読めるアーニャは、そのことに気づきます。
気づいたうえで、面白そうだからとヨルがお母さんになってくれるよう協力するのです。
ロイドの謎
名前だけでなく、ロイドの過去は詳しく明かされていません。
ですが、戦争で辛い経験にあった事だけは確かです。
名前だけでなく、家族はいるのか、どんな家族構成だったのかも分かっていません。
今回の任務でアーニャと暮らすこととなったロイドは、好奇心が多く、活発なのに、すぐに泣くアーニャに振り回されてしまいます。
その時、必死に育児書を呼んでいたところを見ると、今まで幼い子供と暮らしたことはないように思います。
任務で恋人のふりをしたことはありますが、ヨルとの生活を見ていても、家族と暮らした経験があまりないように感じます。
このことから、ロイドは実の家族とも、一緒に生活していた期間が短いのではないかと思います。
少しずつ明かされていく過去
同僚の夜帷(フィオナ)と一緒に仕事をした後から、ヨルの様子がおかしい・・
もしかして、浮気を疑われているのか?
近所のマダムが、浮気男は秘密警察に売られればいい話しているのを聞いて、ロイドはすぐにヨルをデートに誘います。
バーで酔っぱらったヨルは、夜帷(フィオナ)との仲を疑っているように見えます。
やきもちを焼くと言うことは、自分に気があるのかとヨルを口説きにかかったロイドですが・・恥ずかしさから、酔っぱらったヨルに思いっきり蹴られてしまいます。
見事にアゴに決まったわね!
さすがヨル!急所を的確につくわね
この全力の蹴りは拒否以外ありえない、自分はうぬぼれていたと思ったロイドは、そのまま意識を失ってしまいます。
気が付くと子守唄が聞こえてきます。
これは昔母が歌ってくれていたもの・・
母を思い出し目を覚ますと、ロイドは公園のベンチでヨルに膝枕されていました。
まだ酔っている様子のヨルが、その時ロイドに子守唄を歌ってくれていたのです。
その歌は、幼い頃母親が歌ってくれていたものと同じものだと、ロイドは懐かしみ、自分の母親との思い出を混ぜて話し出します。
どんなに不安な夜でも、母親がいるだけで安心できた。
母親とは強いものだ。
アーニャがヨルのことを時々強いと話してくれることこそが、ヨルが立派な母親である証拠だと、優しい顔で言うのです。
今まで家族の話が全く出てこなかったロイドの、心温まる母親との思い出が出てきた場面でした。
ロイドの魅力
主人公であるロイドは、とても魅力的な男性です。
見た目もとってもイケメンで、出来る男風よね!
ロイドの魅力は養子だけではありません、彼の内側の魅力を紹介したいと思います。
真面目で努力家
ロイドは非常にまじめで、下準備や予習も完璧です。
彼の記憶力はずば抜けていて、妻役を探していたときには、市内の独身女性のリストを丸暗記していました。
さらに家族で水族館に行ったときには、200羽のペンギンの名簿をすべて記憶し、1羽1羽見分けるという記憶力の良さも見せてくれました。
す・・・すごい!完璧超人なのね!
しかし、それゆえに時々空回りしてしまう時もあり、慌てるロイドの姿がとても可愛らしいのです。
戦闘能力が高い
ロイドはスパイなだけあり、戦闘能力がとても高いです。
ロイドに勝てるのは、恐らく一流の殺し屋であるヨルくらいではないでしょうか?
素手での格闘でも十分強いですが、中でも射撃の腕が非常に高いです。
飛び掛かってくる犬が背負っている爆弾だけを銃で切り離すほど、高度な事もやってのけます。
ルパン並みの変装能力
スパイといえば敵から情報を引き出すために、変装というのが定番です。
ロイドも変装が得意なのですが・・・その技術がルパン並みなのです!
ルパンって言ったら、あの顔からベリッて仮面を外す怪盗よね
まさにそんな感じで、見分けがつかない程の高度な変装をします。
ロイドは作中でも、イーデン校の清掃員や、水族館の飼育員などの一般人から、秘密警察やテロリストのリーダーなど幅広く変装します。
そして役になり切る演技力も素晴らしいのです!
ロイドの名言3選
最後に私の心に響いた、ロイドの名言をご紹介したいと思います。
子供が泣かない世界、それを作りたくてオレはスパイになったんだ
ロイドがスパイをする理由は、アーニャが誘拐された時に自分に泣いてすがりつくアーニャを見た時に、過去の自分を思い出したことで分かります。
戦争により辛い思いをしたロイドは、世界が平和により、自分のように幼い子供が泣かなくて済むようにしたいと思っていたのです。
ロイドの心の優しさが現れている、素晴らしいセリフだと思います。
誰かのために何かのために過酷な仕事に耐え続けることは、普通の覚悟では務まりません。誇ることです
ヨルが昼間務めている市役所の後輩であるカミラは、ヨルの事を良く思っていませんでした。
27歳になっても結婚せず、恋人もいないヨルの事をからかい、週末のパーティーでパートナー同伴のパーティーにヨルを誘います。
ロイドは一緒に来る予定でしたが、遅れてしまいます。
居場所がないヨルは、もう帰ろうかと思った時、ロイドが血だらけで駆け付けました。
イケメンのロイドに嫉妬したカミラは、幼い弟を養う為に「ヨルが昔いかがわしい仕事をしていた」とヨルの悪口を言うのです。
しかしロイドは「素敵です!」と笑顔を向け、この言葉を言うのです。
未来の子供たちの為にスパイになったロイドだからこそ、この言葉が出たのだと思います。
とっさに笑顔でそう言う、ロイドも素敵な男性です。
子どもの気持ちを軽んじるのが貴校の教育理念なのでしたら 選ぶ学校を間違えました
任務の為にどうしても名門イーデン校にアーニャを入学させたかったロイドですが、面接試験で面接官の1人である先代校長の息子は、わざと酷い質問ばかりをします。
なんとかかわしていたのですが、「今のママと前のママどっちが高得点だ?」と質問した時、ついにアーニャが泣いてしまいます。
その時我慢の限界に達し、机を拳で殴りつけて壊したロイドが放ったセリフが、この言葉です。
任務より傷ついたアーニャの為に怒ったロイドは、本当に素敵です!
気になるあのシーンを見返したい!
「SPY×FAMILY(スパイファミリー)を読んでみたい!」
「もう一度あの名シーンを見返したい」という方には、U-NEXTがお勧めです。
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知らなかったキャラ設定だけでなく、作者である「遠藤達哉」先生のインタビューも載っているので、ファンにはたまらない1冊です。
SPY×FAMILY(スパイファミリー)のコミックとマンガを観るなら<U-NEXT>まとめ
今回はSPY×FAMILYの主人公、ロイド・フォージャーについて詳しく紹介しました。
スパイの主人公なんて、悪い奴かと思ったけれど
とても心が温かい素敵な男性なのね!
ロイドの魅力は、すぐにファンの心を鷲掴みにしました。
完璧に近いロイドが、アーニャに振り回されたり、ヨルの前でワタワタするところもこの作品の見どころです。
SPY×FAMILYについては、こちらであらすじなや見どころも紹介しているので、良かったら読んでみてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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