子供の頃からマンガ大好き!のふく〇です。
今日は、月間コミック@バンチで2014年から連載が始まった「パパと親父のウチご飯」をご紹介したいと思います。
突然シングルファーザーとなった男性2人が、お互い足りない面を補いながら生活をしていく育児と料理のマンガです。
この漫画は既に完結しており、全部で13巻まであります。
更に、つまみをメインにした「パパと親父のウチ呑み」というマンガも3巻まで発売されています。
硬派な親父と、優しく知的なパパが、慣れない園児の子育てに奮闘します。
中でも、小さな子供の食事に困り果てる2人は、工夫したり料理教室に親子で通って、なんとか生活していきます。
その奮闘記を描いたマンガです。
このマンガは
- 育児マンガが好きな方
- 料理マンガが好きな方
- 力を合わせて、問題を乗り越えていくストーリーが好きな方
- 家族とのトラウマを乗り越えていく姿に力をもらいたい方
- 可愛い子供たちの成長を見守りたい方
などにおススメです。
あらすじ
突然元カノの真希に呼び出された千石は、頭を下げてしばらくの間子供を見てほしいと頼まれます。
自分の夢であるエステの本場へ行って、仕事が出来るチャンスを逃したくなかった真紀。
その夢を知っていた千石は、即答で子供を世話を引き受けるのです。
しかし、千石自体もシングルマザーの家で育ち、子供の世話もしたことが無かったため、初めての育児に苦戦します。
一方、千石の知り合いである晴海も、妻が不倫をしてしまい子供を置いて相手の男の元へ行ってしまいます。
今まで仕事ばかりしていて、育児は妻に任せていた為、仕事と育児の両立に苦戦していました。
中でも、トラウマで包丁が使えない春海には、食事の問題が大きくのしかかってきます。
偶然子供たちが同じ園に通っていた2人は、ルームシェアをしてお互い足りない部分を補い合って生活をすることにするのです。
登場人物
千石 哲
商店街で整体師をしている。
アパートで1人暮しをしていたが、突然娘と一緒に暮らすことになる。
元ヤンキーで短気で硬派。
しかし、キレイ好きな一面もある。
シングルマザーの母親に育てられていたが、親から愛を与えられず親子がどういうものか分からない。
ある日整体師である師匠と出会い、師匠の死後その店を引き継いでいる。
晴海 昌弘
青年向け漫画雑誌の編集者。
安定した収入はあるが、仕事が忙しく家庭の事は妻に任せていた。
しかし、不倫をして出て行ってしまった妻。
意地でも、妻が居なくても自分と息子は生活できるのだということを証明したくて、慣れない育児と仕事の両立に苦戦している。
以前担当していた作家が、刃物を持って暴れた際、止めようとして誤って作家を切りつけてしまい、その時の感覚がこびりついていて包丁が持てない。
憧れていた仕事の為に上京してきた際、ぎっくり腰になってしまったところを助けてくれたのが千石でした。
お礼に、千石に一時期家庭教師をしてくれていた。
愛梨
千石の娘。
母と2人で暮らしていたが、母が仕事で海外に行く為千石に預けられる。
突然母親が居なくなり、初対面の父との暮らしで情緒不安定になる。
活発で気が強く、喧嘩っ早い。
晴海 清一郎
晴海の息子。
穏やかで、自分の気持ちをなかなか口にできない性格。
優しい性格で、父親と母親が仲直りをして、元のように暮らしたいと思っている。
見どころ
育児マンガはたくさんありますが、このマンガはシングルファーザー同士が1つの家に一緒に住むというお話です。
父親2人が暮らしていることは悪目立ちをします。
そのことで友達にからかわれたり、嫌な思いもします。
しかし、少しずつ周りからも理解を得て、助けてもらいながら暮らしていくのです。
美味しそうな料理
この漫画のメインの1つは「料理」です。
園児の子供たちは、好き嫌いが多く、千石が一生懸命作っても食べくれない日もあります。
それにイラつきながらも、千石は毎日料理を作ります。
料理教室を開いている壇姉妹の力も借りて、子供が好むレパートリーを少しずつ増やしていくのです。
その料理が本当に美味しそう!
時には子供たちも一緒に作り、賑やかな中笑って食べている姿は、見ていて癒されます。
私も今度これを子供と作ってみようかな!
と思って、何品か実際に作ったこともあります。
巻末にはそれぞれのレシピも書いてあるので、作りやすかったです。
正反対の親子
短気で活発な千石親子と、穏やかで知的な晴海親子。
真逆で一緒に暮らしていて大丈夫か?と不安になる2家族ですが、食の好みは同じな為、なんだかんだと楽しく暮していくのです。
お金や仕事との両立といった、シングルファーザーならではの問題も出てきます。
今まで母親と暮らして来た子供たちの反発は大きく、父親たちは大いに悩むのです。
しかし、真反対な2人だからこそ、自分では思いもしなかった方法で互いを助けていきます。
困難を乗り越えていく父親たちの姿には、励まされます。
トラウマの克服
千石も晴海も、それぞれにトラウマや闇を抱えています。
亭主関白な父が苦手で、包丁が持てない晴海。
自分に愛を与えてくれなかった母親を持ち、潔癖すぎる千石。
育児をしていくと、その問題からは逃れられません。
子供には、いいところを見せたいのが父親です。
互いののトラウマを克服しつつ、前を向いて進み、子供の成長に感動していく2人の姿は、勇気をもらいます。
私もこんなふうに育児と向き合いたい!
そう思えるマンガです。
まとめ
父親ばかりの育児と料理マンガ。
私個人は、硬派でカッコイイ千石がタイプど真ん中!!で、キャーキャー心の中で叫びながら読んでいます。
人によっては、おだやかな春海推しの人も居るでしょう。
料理をメインにして読んだ時。
育児をメインにして読んだ時で、感じ方も違ってくるのも面白くて、何度も読み返してしまいます。
私が育児で疲れた時や、ご飯が作るのが嫌な時に読み返すマンガNo1です!
とても面白いので、皆さんも是非一度読んでみてください。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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