親子でマンガが大好きな〝ふく〇(ふくまる)〟です。
今日は子供たちも大好きな、鋼の錬金術師について書きたいと思います。
鋼の錬金術師は2001年から連載が始まったダークヒーローマンガですが、今の子供たちにも大人気です。
名作は色あせないというのは、本当なんだな!と実感しました。
長く愛されている秘訣の1つに、名言が多いことが挙げられています。
今日はその名言の中でも、辛い時、追いつめられている時に、私が思い出して力をもらった鋼の錬金術師の名言をご紹介したいと思います。
独断と偏見がもりもりです!
どうせならと、その名台詞をどんな時に思い出しているのか、どんな風に心の支えに使っているのかも書いてみました。
一部ネタバレも含まれているので、ネタバレが苦手な方はブラウザを戻ってくださいね。
この名言集は
- 育児中の主婦の人
- 姑の嫌味に耐えている人
- 上司やクライアントから圧をかけられている人
- 今行き詰っていて、辛いと苦しんでいる人
- 立ち上がりたいともがいている人
などにおススメです。
鋼の錬金術師のあらすじ・登場人物・見どころについては、こちらの記事で詳しく紹介しております。
「鋼の錬金術師ってどんな話?」と気になる方は参考にしていただけると嬉しいです。
- 「鋼の錬金術師」辛い時に思い出したくなる名言ランキング
- 11位「だけどなオレたちは悪魔でもましてや神でもない 人間なんだよたった一人の女の子さえ助けてやれないちっぽけな人間だ・・・・・・・・・!!」エドワード・エルリック(3巻第5話)
- 10位「自惚れもたいがいにせよ人間。一人の命は その者一人分の価値しかなく それ以上にもそれ以下にもならん」キング・ブラットレイ(15巻第60話)
- 9位「貴様はこう言ったな、まだまだ死なないと。ならば、死ぬまで殺すだけだ!」(10巻第39話)
- 8位「勘違いしないで、理不尽を許してはいないのよ」 ウィンリィ・ロックベル(18巻第72話)
- 7位「オレの息子をバカにするな」ヴァン・ホーエンハイム
- 8「わかった、置いていく 置いていくからついてこい 私は先に行く 上で待っているぞ」ロイ・マスタング(11巻第44話)
- 7位「〝ありえない〟なんてことは ありえない」グリード(7巻第27話)
- 6位「おまえの手は人を殺す手じゃない 人を生かす手だ」エドワード・エルリック(12巻第47話)
- 5位「降りて来いよド三流。格の違いってやつを見せてやる」エドワード・エルリック(1巻1話)
- 4位「雨が降って来たな。いや 雨だよ」ロイ・マスタング(4巻第16話)
- 3位「だけど不自由である事と不幸である事はイコールじゃない。哀れに思われるいわれは無いよ!」アルフォンス・エルリック(12巻第47話)
- 2位「立って歩け 前へ進め あんたには立派な足がついているじゃないか」エドワードエルリック(1巻第2話)
- 1位「今度お前を泣かせるときは うれし泣きだ!!」エドワード・エルリック(12巻第48話)
- まとめ
「鋼の錬金術師」辛い時に思い出したくなる名言ランキング
鋼の錬金術師は、錬金術が使える世界が舞台です。
母を病気で亡くした兄弟が、禁忌と知りつつも母にもう一度会いたいという思いを止められず人体錬成をしてしまいます。
結果は失敗し、兄は左足。弟は全身を失います。
兄は更に自身の右腕を対価として、弟の魂だけをこの世界につなぎとめることに成功します。
その兄弟たちが、体を元に戻そうと奮闘する物語です。
このマンガでは、たくさんの名言が存在します。
それはどれも、人々の心に残るものばかりです。
今回はその中でも、辛い時に思い出すと勇気や元気を分けてもらえる。
そんな名言を11コ選んでみました。
さっそく、順番にご紹介したいと思います。
11位「だけどなオレたちは悪魔でもましてや神でもない 人間なんだよたった一人の女の子さえ助けてやれないちっぽけな人間だ・・・・・・・・・!!」エドワード・エルリック(3巻第5話)
エドワードは、生体錬成に詳しい錬金術師をロイから紹介してもらいます。
それは「〝綴命(ていめい)の錬金術師〟」ショウ・タッカーでした。
巷では、キメラの権威と言われていますが、研究は上手くいっていませんでした。
査定の日が近づき、結果が出せていないタッカーは焦ります。
そして、実の娘と愛犬を錬金術で合成し、人語を理解するキメラを作り出すのです。
それに気が付いたエドワードは、なんとか娘のニーナを人間に戻したいと思います。
しかし、現状彼女を救う方法はありません。
今後、実験動物として扱われることになるであろうニーナ。
彼女を救えないことに、苦しんでいるエドが放った言葉です。
最年少国家錬金術、天才と言われたエドワードが、自分の事を「ちっぽけな人間」と言いました。
どれだけ努力しても、才能を伸ばしても不可能なことはあります。
大きな壁を前にすると、どんな人でもちっぽけな人間なのです。
自分に自信が持てなくなった時。
自分では解決できない問題が目の前に現れた時。
私はこの言葉を思い出します。
10位「自惚れもたいがいにせよ人間。一人の命は その者一人分の価値しかなく それ以上にもそれ以下にもならん」キング・ブラットレイ(15巻第60話)
アメルトリスとイシュバール人は、軍人が誤ってイシュバールの子供を撃ち殺してしまったことから、内乱へと発展します。
内乱で多くの人が傷つき、命を落としていきます。
そして、イシュバールが劣勢となった時、イシュバールが深く信仰しているイシュヴァラ教最高責任者ローグ・ロウは、アメルトリスの軍の前に現れます。
彼は自分の命と引き換えに、残っているイシュバール人の命を助けてほしいと申し出ます。
この戦いで死ぬのは、自身が最後にしてほしいと願うのです。
ローグ・ロウは大総統の前に出ます。
自分1人の命で、残り数万のイシュバール人を助けてほしいと言われた時、大総統がローグ・ロウに言った言葉です。
この言葉自体は冷徹です。
しかし、自分は1人の人間で、それ以上でもそれ以下でもないというのは事実です。
他の人と自分を比べたり、自分を大きく見せようと背伸びをしている時。
間違った努力で、苦しい思いをしている時に、ふとこの言葉を思い出します。
自分を大きく見せすぎようとしてはいないか。
自分ひとりの力では足りないことを、無理にしようとしていないかな、
この言葉を思い出す度に、自分自身に問うようにしています。
9位「貴様はこう言ったな、まだまだ死なないと。ならば、死ぬまで殺すだけだ!」(10巻第39話)
殺しても死なない、ホムンクルスの色欲のラスト。
ラストは、マスタング大佐たちの前に立ちふさがります。
あらゆる手を使って、ラストを殺そうとしますが、一瞬で肉体が再生してしまいます。
「まだまだ死なない」
妖艶な笑みを浮かべてラストはそう言うと、マスタング達を殺そうとしてくるのです。
このままでは自分の部下が殺されていまい、全滅してしまう。
窮地(きゅうち)に立たされたマスタングは、自身の傷を炎で焼き、再びラストの前に現れるのです。
イシュバール戦で英雄とまで言われたマスタングの炎は、一瞬でラストを焼き尽くします。
ラストを焼きながら、放った言葉がこの言葉です。
終わらない仕事・・・
泣き続ける子供・・・
辛い、もう投げ出したい!と心が叫んだ時に、浮かんでくるのがこの言葉です。
「死なない」という部分を、その場の現状に置き換えて、自分を鼓舞するときに使っていました。
今の私なら・・・そうですね。
貴様はこう言ったな、ブログでは稼げないと。ならば、稼げるまで書くだけだ!!
ふぅ、スッキリ!!
8位「勘違いしないで、理不尽を許してはいないのよ」 ウィンリィ・ロックベル(18巻第72話)
ウィンリィの親は、イシュバールの戦乱で医師として加わっていました。
ウィンリィの両親は、ケガをしたイシュバール人も分け隔てなく助けていました。
しかし、自分を手当てしてくれた医師の夫婦を、スカーは憎いアメルトリス人という理由で、殺してしまうのです。
スカーは、その夫婦の娘であるウィンリィと出会います。
ケガをして包囲されたスカーに、ウィンリィは「なぜ両親を殺したのか」と問います。
スカーは、何を言っても言い訳にしかならないと語りません。
確かに医師の夫婦は殺した。
だから、ウィンリィだけは自分の事を裁く資格があると言います。
そんなスカーの傷を、ウィンリィは治療します。
父と母ならば、きっとこうしたであろうからと。
その姿を見て、「おれを許すというのか?」と言ったスカーの問いへの返答が、この言葉です。
最愛の親を殺した相手。
ウィンリィは理不尽は許していないと、ハッキリと答えました。
許すと言われると、全てを許さなければいけないように感じます。
私は交通事故に遭いました。
相手の不注意で車が突っ込んで来た時。
相手の人は一切謝りませんでした。
不注意で、事故を起こすことは許しても、その人の対応は許さない。
私の中で、大きくて受け入れられない事に、折り合いをつけなければいけない時、
私はこの言葉を思い出して理不尽は許さなくていいと、許さないことを自分に許可しています。
大人になるにつれ、問題は複雑化していきます。
そんな時、この言葉を思い出してほしいです。
7位「オレの息子をバカにするな」ヴァン・ホーエンハイム
始まりのホムンクルスであるプライドとの戦いの中。
苦戦しているアルフォンスは、父の腕を見込んで1つの作戦を持ちかけます。
アルフォンスは、自分がおとりとなりプライドを一か所に集め、父親に自分事プライドを閉じ込めるようにお願いをしたのです。
捉える直前、プライドは捕まって人質となったアルフォンスのことをバカにします。
その時、自慢の息子をバカにされた父が発した言葉です。
息子に「父さんはやり手の錬金術師なんでしょ?」と問われて
「・・・あぁ、ハンパないぞ」と答えた時も可愛いと思いましたが、その後のこのセリフにはしびれました。
アルフォンスは、プライドを確実に捕えるために、暗闇の中に共に入ることを選びました。
それは、長い間鎧の体とより、ひとりで夜に耐え続けていたアルフォンスだからこそ出来ることです。
しかし、出来ることと、実際にそれを行動に移すことは別です。
自らみんなの為に自分を犠牲にした息子の決断を、父親であるホーエンハイムは誇りに思いました。
名言と言うには短いセリフ。
しかし、この言葉には親の子を思う愛が詰まっているのです。
私の子供は、手がかかる子供です。
はたから見れば迷惑な子供に見えても、良いところはたくさんあります。
自分の子供は誇らしい人間だと思うことに、理由や細かいことは要らないのです。
実際では言えないこの言葉を、堂々と言い切ってくれたホーエンハイムに、心が震えて勇気を貰えます。
8「わかった、置いていく 置いていくからついてこい 私は先に行く 上で待っているぞ」ロイ・マスタング(11巻第44話)
マスタング大佐には、腹心の部下が何名か居ます。
ホモンクルスとの戦いに、なんとか勝利したマスタングですが、自身も部下も負傷します。
その時、共に戦ったハボック少尉は、脊髄を損傷してしまい、下半身が動かなくなってしまいます。
マスタング大佐は、なんとかその部下を元の体に戻す方法を必死に探します。
そんな中、ハボックは退役の手続きを始めます。
それを引き留めようとするマスタング達に「動けない駒は、この軍にはいらない」と言い、捨ててくれ!切り捨てて、諦めさせてくれと頼みます。
その時、ハボックに行ったマスタングの言葉です。
この言葉の凄いところは、「置いていく」と言いながらも、相手が再び立ち上がり自分の元まで戻ってこれると信じているところです。
お前ならば出来ると、信頼を寄せられれば、人はその期待に応えようと努力します。
結果、ハボックは本当に最後の戦いでマスタングを助けに来てくれるのです。
私もマスタングのように、相手を心から信頼をしたい。
そして、ハボックのように信頼に応えたい。
今の自分より一回り大きくなりたいとき、この言葉を思い出します。
7位「〝ありえない〟なんてことは ありえない」グリード(7巻第27話)
アルフォンスは手紙で呼び出された後、その者たちにさらわれてしまいます。
そこで初めて死なないホムンクルスのグリードと出会うのです。
頭をハンマーで吹っ飛ばされても、瞬時に再生してしまうグリードを見てアルフォンスは驚きます。
ホムンクルスの成功例は、無かったはずです。
その時、グリードはこの言葉を言います。
アルフォンス自身も、魂を鎧に定着させるという、ありえない現象で生きています。
このマンガでは、ありえないということが、ありえているのです。
行き詰った時
壁にふさがれて身動きが取れなくなった時
この言葉を思い出し、別の道からの打開策を見出してきました。
ありえないなんてことはありえない!
どこかに別の方法があるはず!
特に育児では袋小路でもがくことが多く、苦しい日々が続きました。
この言葉があったから、私は諦めず、常に別の道を模索し続けることが出来ました
6位「おまえの手は人を殺す手じゃない 人を生かす手だ」エドワード・エルリック(12巻第47話)
エドワードは、スカーが自分の幼なじみを殺した犯人だと知ります。
スカーにそのことを問い詰めていた時、運悪くウィンリィがその場に居合わせてしまいました。
自分の両親の仇に出会い、ウィンリィは泣き叫び、側に落ちていた拳銃を拾って銃口をスカーに向けます。
自分に向かって打てば、ウィンリィも敵とみなすとスカーは宣言します。
打てないウィンリィに、襲い掛かろうとするスカーを、エドワードは身をていしてかばいます。
両親の仇だというのに、自分は打てなかったと泣くウィンリィにエドワードが言った言葉です。
ウィンリィは子供を取り上げたり、手と足を失ったエドにオートメイルを与えてくれた、人を救う側の人間です。
私も人から奪う側ではなく、与える命を救う側でありたい。
この言葉を思い出す度に、そう思います。
自分はこちら側でありたい。
と定期的に確認することは、長い人生の中で大切だと思います。
当たり前のことだからこそ、今の自分の立ち位置は、自分が望んでいる場所なのか確かめてみて下さい。。
その大切さを思い出させてくれるこの言葉は、私の中で上位の名言です。
5位「降りて来いよド三流。格の違いってやつを見せてやる」エドワード・エルリック(1巻1話)
この言葉で鋼の錬金術師ははじまり、そして最後でもこの言葉が出てきます。
鋼の錬金術師と言えば、このセリフ!!と言われる程有名です。
エドワードは伝説の賢者の石を探して旅をしていました。
賢者の石があれば、わずかな対価で莫大な錬成を行うことが出来ます。
その意志を持っていたコーネロ教主は、その力で死をも恐れない信者を作り上げようとしていました。
賢者の石の力を使い、コーネロはエドワードを殺そうとします。
しかし、エドワードは全ての攻撃を防ぎます。
その時、コーネロに言った言葉です。
賢者の石を手にしたコーネロは、なんでも出来る王様の気分でした。
しかし、錬金術師としては三流以下だったのです。
それをすぐに見破り、自分より格下だとエドワードは判断しました。
才能が有り、努力を欠かさなかったエドワードは、賢者の石を持っていなくてもコーネロに勝利するのです。
そして、このマンガの最後の戦いでも、エドワードは同じセリフを言います。
私はこの言葉を姑や上司などから、理不尽な圧をかけられている時に思い出します。
自分の力ではない力をふるっている者を前にすると、心の中では、このセリフが流れてきます。
自分はド三流の方にならないように、エドワードのように努力の人になるのだと、その度に心を強く持っています。
そうして努力を続けた方が、確実に成長できるのですから。
私はエドワードの方に行く。
私はエドワード・・・と念仏のように唱えています(笑)
4位「雨が降って来たな。いや 雨だよ」ロイ・マスタング(4巻第16話)
マスタング大佐にはヒューズという、とても仲の良い同僚が居ました。
ヒューズはとても頭がキレ、家族思いの男性です。
頭がキレるがゆえに、ホモンクルス達が何をしようとしているのか、いち早く気が付いてしまいました。
その結果、ホモンクルスに殺されてしまいます。
彼の葬式では「パパを埋めないで」と、幼い娘が泣きます。
墓の前でマスタング大佐は1人で立っていました。
そこに、ホークアイ中尉が呼びに来ます。
帽子をかぶると、マスタング大佐はこの言葉を言います。
彼は自分の流している涙を、雨だと言うのです。
大切な人を無くしたり、辛いことがあると泣きたくなる時があります。
普段は決して涙を見せないマスタング大佐が、この時ばかりは涙を流すのです。
しかし、それは雨だと言いました。
鋼の錬金術師のアニメのオープニングは「レイン」というタイトルで、〝どうして雨は逃げ場のない僕にだけふるの〟という歌詞です。
その歌とマスタング大佐のこの言葉は、私自身が泣きたくなるような時、そっと側で寄り添ってくれます。
今自分には雨が降っているだけ。
雨は、いつか止むのです。
わたしの中の雨が止むまで、この言葉が寄り添ってくれます。
3位「だけど不自由である事と不幸である事はイコールじゃない。哀れに思われるいわれは無いよ!」アルフォンス・エルリック(12巻第47話)
エドワード達は、ホムンクルスを捕まえようと考えます。
エドワードの事を「貴重な人柱」と言っていたホムンクルス。
もし、エドワードがスカーに襲われていたら、助けるために姿を現すのではと計画します。
計画通り、スカーと戦うエルリック兄弟。
スカーは空洞の鎧の体のアルフォンスに「そのような不幸な体になって、まだ錬金術を信じるのか」と哀れみます。
その時、アルフォンスが言った言葉です。
アルフォンスに肉体はありません。
不自由なことがたくさんあります。
それでも、兄が錬金術で繋ぎとめてくれた命です。
今の自分の否定することは、兄を、錬金術を否定することになるのです。
アルフォンスは錬金術の可能性を信じたいのです。
人は辛い環境に立たされると、不幸と思います。
すると、それに関連するもの全てを、恨みそうになってしまいます。
しかし、全てが悪ではないのです。
アルフォンスのように考えられる人は、少ないでしょう。
しかし、憎しみや恨みからは何も生まれないのです。
ガガッと適当に袋に押し込んで、無理やり目に見えない場所に押し込むようなものです。
しっかりと目で見て、頭で考えて逃げずに立ち向かったからこそ、出てきた言葉です。
私も辛いことがあって、蓋をしてしまいそうになる度に、この言葉を思い出します。
思考を止めず、正しく物事を見る力を伸ばしたいのです。
それが苦しい道だとしても、アルフォンスのようにしっかりと見たいのです。
2位「立って歩け 前へ進め あんたには立派な足がついているじゃないか」エドワードエルリック(1巻第2話)
家族も失い、最愛の恋人も失ったロゼ。
彼女は神にすがり信仰することで、いつか恋人が蘇ると信じて生きてきました。
しかし、それは教主の嘘でした。
エドワードによって、嘘が全て明らかになってしまい、ロゼはすがるものを失いました。
行き場のない思いは、エドワードに向きます。
「これからわたしは!何にすがって生きていけばいいのよ!」
座り込んで泣くロゼに、エドワードが言った言葉です。
ロゼの答えは、自分で出すしかないのです。
片足しかないエドワードですら、義足の力を借りて自分の足で立って歩いています。
どんなに辛い中でも立ち上がり続けて、片足しかないエドワードだからこそ、この言葉が出てきたのです。
私にも2本の足があります。
事故で片足は麻痺してしまいましたが、足があります。
どんなに辛くても、苦しくても自分の足で前に歩いて行くしかないのです。
足が無くなってしまったら、エドワードのように義足の力や車いすの力を借りて、やはり自分の力で立って歩いて行くしかないのです。
1位「今度お前を泣かせるときは うれし泣きだ!!」エドワード・エルリック(12巻第48話)
自分の両親が、治療した患者に殺されたことを知ったウィンリィ。
沈んでいた中、ウィンリィの作ったオートメイルでなければダメだと、店で客のみんなが待ってくれていることを知ります。
「皆のおかげで耐えられる」
そう言って、汽車に乗りセントラルを後にします。
これは別れ際、エドワードがウィンリィに言った言葉です。
次は自分たちが体を元に戻して、ウィンリィをうれし泣きさせると宣言するのです。
辛くて泣いている時、この言葉を思い出して「次はうれし泣きだ」と前を向いています。
そう思うだけで、エドワードの優しい気持ちと、ウィンリィの可愛い笑顔を思い出して、心が温かくなるのです。
きっと次は嬉し泣き。
だから頑張ろうと思えるのです。
まとめ
私の選んだ辛い時におすすめな、鋼の錬金術師の11の名言をご紹介しました。
久しぶりに名言を見たら、全巻読み返したくなってきました。
私の中ではどれも一番で、順位をつけるのが難しかったです!
選んでいて、自分は本当に鋼の錬金術師の言葉にたんさん支えられていたんだなと感じました。
みなさんも辛い時、このおススメ名言を思い出して、私のようにパワーをチャージしてくださいね。
少しでも、皆さんが元気になれますように!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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