濃すぎるキャラに胸焼けするどころか、どんどん引き込まれていく「SPY×FAMILY」。
アニメ化の影響も受けて、どんどん人気が上がっていっていますね。
今回は主人公ロイドの養女となり、この作品のメインキャラクターである「アーニャ」について詳しく紹介したいと思います。
紹介をする際に、作品のネタバレも含まれているので、気になる方はブラウザを閉じてくださいね。
アーニャってどんな女の子?
アーニャはふわりとしたピンクのボフがトレードマークの、活発な女の子です。
自分のわくわくに正直で、見た目は4・5歳くらい。
なぜか頭の上に、小さな角みたいな三角形の飾りがついています。
子供らしく表情がコロコロと変わり、ウソをつくのが下手です。
自分のわくわくにとても正直で、作中でも「わくわく」と瞳を輝かせて言うのがアーニャの特徴です。
好きな食べ物は「ピーナッツ」
今夢中になっていることはスパイアニメ『SPYWARS』で、毎週欠かさず見ています。
その影響で、ぬいぐるみを使ってスパイごっこをよくしています。
アーニャの秘密
見た目も中身もかわいらしいアーニャですが、彼女には大きな秘密があります。
それは「人の心が読めること」。
テレパシー能力を持ち、他人の思考の映像や心の声を見聞きできるのです。
アーニャの能力は生まれつきではなく、ある組織の実験施設で人体実験をされて目覚めたものでした。
この作品の中では、東国と西国が冷戦状態となっていて、水面下ではまだドロドロとした戦いが続いています。
おそらく、その関係で作られた実験施設ではないかと思います。
そこでは「被検体007」と呼ばれ、実験施設での生活は、アーニャにとっては辛いものでした。
施設の人間は「世界平和のため」と言って、「お勉強」を強要してきます。
それに嫌気がさしたアーニャは、施設から逃げ出すのです。
その時自分のことを「アーニャ」となのり、孤児院や里親のものを転々として暮らすことになるのです。
アーニャの能力
アーニャの能力は「人の能力が聞こえる」というものです。
それは自分でオンオフを調整することはできず、常に頭に流れてくる状態です。
そのため、人がたくさんいる場所は苦手で、戦争の演説など人々の意思が強く飛び交う場所を特に嫌います。
それは辛いわね!
ずっと人ごみにいるとどうなっちゃうの?
たくさんの人の心の声に耐え切れず、頭がくらくらしてしまうだけでなく、酷いときは鼻血が出てしまいます。
作中でも人ごみを嫌がるシーンや、体調を崩すシーンが出てきます。
この能力には欠点はあるの?
アーニャは新月の日だけ、人の心を聞くことができなくなります。
ほかにも幼いため、ロイドのような思考速度が早い人物が近くにいると、集中できずにほかの声が分からなくなることもあります。
アーニャとロイドの出会い
ロイドは任務のため、名門イーデン校に入学できる年の子供を探していました。
孤児院で読み書きができる子供を探しに行ったとき、院長にアーニャを勧められたのが2人の出会いです。
この孤児院はお世辞にもキレイとは言えず、院長も昼間から酔っぱらっていました。
院長はただアーニャのことが不気味だったから、早く出て行ってもらいたいという思いでロイドにアーニャを勧めていたのです。
そんな・・・冷戦中とはいえ、酷いわ
人の心が読めるアーニャは、ロイドがスパイで、任務のために6歳で頭のいい子供を探していることをワクワクして
スパイアニメにハマっていたアーニャは、本物のスパイにワクワクしてどうみても4~5歳くらいだと感じたロイドに、自ら自分の年齢を6歳だと言いはります。
そして、おもむろに難しいクロスワードパズルを取り出し、ロイドの目の前で解いてみせるのです。
それを見て、この子は賢い!任務にピッタリだと思ったロイドは、アーニャのことを引き取ります。
アーニャすごい!天才少女なのね!
しかしそれは、アーニャがロイドの思考を読んでクロスワードパズルを解いただけで、実際のアーニャはそれほど賢くはありません。
イーデン校に入学するため、ロイドとアーニャの生活が始まるのです。
アーニャと家族との関係
アーニャは能力のことを黙っていますが、周りの大人には不気味がられています。
里親が見つかっても、そのことが原因でまた孤児院に戻されるを繰り返しているため、ロイドに捨てられることを恐れています。
この家族はロイドが任務のために作ったもので、それぞのスパイや殺し屋、エスパーと濃いメンバーの偽装家族ですが、とても仲の良い家族です。
養父ロイドとの関係
数々の任務をこなし、名も知れているスパイの黄昏ですが、育児は未経験のようで、活発なアーニャに振り回される日々を過ごすことになります。
アーニャはロイドに捨てられないように、いつも一生懸命なのですが、まだ4~5歳の女の子です。
好奇心には勝てず、常にトラブルを起こします。
ロイドからお金持ちに見えるよう「お父さま」と呼ぶように言われるのですが、幼いアーニャは「ちち」と呼びます。
ロイドは「よし」と即答し、それからアーニャはロイドのことを「ちち」と呼びます。
ロイドははじめ、アーニャの扱い方が分からず、一度別の子に変えようと考えました。
そんな!
でも・・・ロイドには任務があるのよね・・・
しかしアーニャはその直後、無断で通信機を使ってしまい、ロイドの敵対組織に誘拐されてしまうのです。
必死にアーニャを取り戻そうと奮闘したロイドは、泣いて自分に抱き着いてくるアーニャの姿を、昔の泣いていた自分の姿と重ね、アーニャを警察に保護してもらおうとします。
しかしアーニャはロイドのもとに帰りたいと強く希望し、2人は再び一緒に暮らすこととなるのです。
養母ヨルとの関係
なんとかロイドの力技も加わり、無事筆記試験に受かったアーニャ。
喜んでいるロイドのもとに届いたのは、「次の面接は父親と母親が必ず揃っているように」という、イーデン校からの手紙でした。
思わずアーニャからは「はは そんざいしない」という言葉が漏れ、ロイドは慌てて母親役を探します。
アーニャちゃん(笑)
でも、母親役なんて、養女みたいに簡単に見つかるものじゃないよ!
そこで心を読めるアーニャは、洋服屋で一緒になった女性が「殺し屋」で、素性を隠すして仕事を続けるためにも、同僚に誘われたパーティーに同伴してくれるパートナーを探していることを知るのです。
殺し屋に興味を持ったアーニャは、わざとらしい演技で、自分たちも母親を求めていることをアピールします。
それならばと、彼女はロイドに話しかけ、互いにパートナーに困っている者同士、偽の彼氏役、面接のために偽の母親役を演じることになるのです。
アーニャはヨルのことを、かっこいいと思っていて、とても懐いています。
ヨルの方もアーニャを可愛がっていて、頑張って母親役を務めようとしてくれているのです。
心温まるアーニャの名言
幼いけれど、心で思ったことを素直に表現するアーニャには名言が存在します。
今回は中でも有名な2つを紹介したいと思います。
ちち ものすごい うそつき でも・・・かっこいいうそつき!
敵組織に居場所がばれ、アーニャが誘拐されたロイドは、安全にアーニャと暮らすために引っ越すことにします。
「あの家はヘビが出て危ないから引っ越す」といったロイドに対して、アーニャが心の中で思った言葉です。
その言葉にはヘビのことだけでなく、自分が子供のころに戦争が起き、つらい目にあった体験から、「子供達には自分のような思いをさせたくない」というロイドの優しい思いがあることを知ったことも関係しています。
ウソはよくないけれど、スパイであるロイドはウソをつかなくちゃいけないよね・・・
アーニャから信頼を得ているロイドだから、かっこいいうそつきって表現されているのがいいわね。
100てんまんてんです ちちもははもおもしろくてだいすきです
イーデン校の面接のとき、面接官から「両親に点数をつけるなら何点か」とアーニャは質問されました。
アーニャはこの言葉をすぐに答えます。
100点ではなく100点満点といったところから、
本当に家族が好きなことが伝わってきて、すごくいいわね!
アーニャは任務を達成できるのか?
ロイドの目的は、イーデン校の懇親会でしか現れない東国の大物政治家ドノバン・デズモンドと会い、彼の動きを探ることです。
懇親会には全ての生徒が参加できるわけではなく、優秀な成績を収めて「星(ステラ)」を8つ獲得した生徒である「皇帝の学徒(インペリアル・スカラー)」と呼ばれる特待生とその親だけなのです。
そのため、アーニャは星を得る必要があります。
しかし、アーニャは星を得られるほど優秀ではないため、もう1つの策としてデズモンドの息子であるダミアン・デズモンドとアーニャを仲良くさせようとロイドは考えます。
アーニャはロイドがそのために自分を養女にしたことを知っているので、全力でそれに挑みます。
思うように成果が出ずに、苦悩するロイドと、精いっぱい頑張っても失敗するアーニャの可愛い姿が見どころです。
頑張れアーニャ!
でも、普段完璧なロイドが振り回される姿は、面白いわね!
気になるあのシーンを見返したい!
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SPY×FAMILY(スパイファミリー)のコミックとマンガを観るなら<U-NEXT>まとめ
今回はメインキャラであるアーニャ・フォージャーについて詳しく紹介しました。
今までにない設定とストーリーのSPY×FAMILY(スパイファミリー)は、読んでいるアーニャのようにわくわくするので、楽しいです。
私も大好きな作品なので、気になった方は一度読んでみてくださいね。
また、SPY×FAMILY(スパイファミリー)のあらすじや見どころについては、こちらの記事で紹介しているので、気になる方は読んでみてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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