キャンプ、楽しいですよね。
ゆるキャン△とYouTuberの少年かむいに影響され、2021年からキャンプにハマった〝ふく〇〟です。
今日は実際にキャンプをしてみて、これってどうなの?大丈夫?と、ふと浮かんでくる疑問について書きたいと思います。
今回取り上げたのは、キャンプの必需品「ブッシュクラフトナイフ」です。
便利な道具である一方で、刃が付いているため扱いに注意も必要です。
安全面もですが、法律的にはどうなっているのか、心配になった方もいるのではないでしょうか?
今回は
- ナイフを持ち歩いても大丈夫か不安な方
- キャンプを豆知識を増やしたい方
- これからキャンプを始める為に道具について知りたい方
という方に向けて、ブッシュクラフトナイフについての説明、法律的に大丈夫なのかについて書きたいと思います。
ブッシュクラフトナイフって何?
キャンプを始めてまずしたくなるのがたき火ですね。
お父さん方がBBQで火がなかなか熾せないというエピソードはよく聞くけれど、キャンパーたちにとっては必須スキル!
火を早く起こすには、コツがあります。
木が燃えやすいように、薪を割ってフェザースティックを作ると、ビックリするほど火をつけやすくなります。
その時、ほぼ必需品となるのがブッシュクラフトナイフです
本物のナイフなのでケガをしないように、扱いには十分気を付けないといけません。
ブッシュクラフトナイフは、持っていて捕まらないの?
最近物騒な事件が多けど、持っていて大丈夫?
捕まらない?
私も気になったから、調べてみたよ!
第22条 何人も、業務その他正当な理由による場合を除いては、内閣府令で定めるところにより計つた刃体の長さが六センチメートルをこえる刃物を携帯してはならない。ただし、内閣府令で定めるところにより計つた刃体の長さが八センチメートル以下のはさみ若しくは折りたたみ式のナイフ又はこれらの刃物以外の刃物で、政令で定める種類又は形状のものについては、この限りでない
法律リード「銃砲刀剣類所持等取締法」より抜粋
「銃砲刀剣類所持取締法」第22条によると、「刃体の長さが6センチメートルをこえる刃物」の携帯は禁止されています。
鬼滅の刃でも、警官に見つからないように刀を隠していましたね。
それは、この「銃砲刀剣類所持取締法」に違反するからです。
これに違反すると、3年以下の懲役もしくは30万円以下の罰金が課せられてしまいます。
前置きとして、「業務その他正当な理由による場合をのぞいては」とありますね。
ここが今回のポイントです!
ここで言う「正当な理由」というのは個人的な主観に基づくものではなく、社会通念上妥当であろうというレベルの理由なので注意が必要です。
そのため、いくら本人が「このブッシュクラフトナイフは火をおこすためのものです」「このナイフは料理で使います」と言っていても、そのナイフが人を傷つけるためのモノとみなされれば、違法になってしまいます。
例えば、よくアクション映画で出てくるような戦闘用のナイフは、一般的に見て料理するために所持していると説明するには苦しいので、アウトになる可能性が非常に高いです。
次に気になるポイントは、刃渡りの長さです。
市販されてるブッシュクラフトナイフの中には、刃渡り6センチメートル以上のものがいっぱいあります。
「そうなると、これは大丈夫なの?」という疑問が出てきます。
実際にブッシュクラフトナイフのベストセラーとも言うべき「モーラナイフ」の刃渡りは104mm前後、「モダンスカンジアロカス」の刃渡りは103mmです。
違法なのに、どうして市販されてるの?
ここでも「正当な理由」かどうかという判断が、必要となります
料理人さんが料理に使う包丁を持ち運ぶのはOKであるように、上記のナイフは一般的にブッシュクラフトナイフの代表格として認知されているので、よほど不審な所持の仕方をしていなければ大丈夫ではないでしょうか。
安全に使う為の方法
一般的に、ブッシュクラフトナイフはキャンプ場に着いてから、ツールボックスやバックパックから取り出して使うものです。
自動車のダッシュボードの良く見える場所に置いていたり、良く見える場所に見せていれば、刃物で威嚇しているようにみなされる可能性があります。
もし逮捕されたという人が居たら、他に何か職務質問等を受けるべきことがあった可能性が高いです
ブッシュクラフトナイフは、使い方を誤れば大事故につながってしまうので、適切に所持するよう心掛けたいですね。
初心者にお勧めのブッシュクラフトナイフ
キャンパーにとって、使いやすいナイフはとても大切です。
キャンパーにとって、使いやすいナイフはとても大切です。
じゃあ、どんなナイフを選べばいいの?
持ちやすい、使いやすいナイフがおススメです
お住まいの地域によっては、ブッシュクラフトナイフを実際に手に取って見れるお店が見つからなかったりします。
私の住んでいる地域もそうです。
そのような場合、最初はネットの評判や手入れのしやすさ、値段で選ぶことになります。
私が選んだナイフは「モダンスカンジアロカス」でした。
まとめ
今回、キャンプにとっての必需品、ブッシュクラフトナイフについて書きました。
日本では、刃物を持ちあるくことで、捕まる場合があります。
その為にも、ナイフは人の多い場所でむやみに出さない方が良いでしょう。
つい、新しいナイフを手に入れると
「視界に入りやすいところに置きたい」
「心ゆくまで、炎に照らされたナイフを眺めたい…」
そんな気持ちが湧いてくるかもしれませんが、キャンプ場では必要以上に目立つ場所に置いておくのは、避けておいた方が安全です。
ナイフは危ないものなので、取り扱いには十分に注意しましょうね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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