【仮面夫婦】「きみを愛する気はない」と言った次期公爵様がなぜか溺愛してきます

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三次元より二次元のイケメンが大好きな〝ふく〇(ふくまる)〟です。

今回は〝小説家になろう〟で連載され、マンガも発売されている『「きみを愛する気はない」と言った次期公爵様がなぜか溺愛してきます』について書きたいと思います。

タイトルが長いので「きみ愛」と呼ばれているこの作品。

元は小説なのですが、私はマンガ版が大好きです!

原作:三沢ケイ

マンガ:水埜なつ

web上で大人気!となり、コミックス1巻は発売されると同時に、重版決定!!

ネット広告でも頻繁に目にする、人気作です。

どんな内容かは、もうタイトルで分かると思います(笑)

内容が分かりやすいと、手を伸ばしやすくていいですよね。

2つの王家の血を引く主人公は、面識がないにもかかわらず、突然結婚を申し込まれます。

それを受け、華やかな結婚式を挙げた夜、夫から「きみを愛する気はない」と冷たく言われるのです。

普通の女性ならば、そこで悲しんだりショックを受けると思います。

しかし、主人公はこの結婚には自分だけでなく、相手にも利益があるのだと知り、安心するのです。

純粋でとにかく前向きな主人公と、愛を知らない公爵のお話です。

このマンガは

  • 恋愛マンガが好きな方
  • 前向きな女性が好きな方
  • 初めて人を好きになり、戸惑う甘酸っぱい姿を見たい方
  • 少しずつ想いを通わす瞬間を見たい方

という方におススメです。

あらすじ

主人公のエルサは、2つの王家の血を引いた子供の子孫です。

元王家ということもあり、公爵家の長女です。

しかし、権力を持てないように土地や財産は没収されており、非常に貧しい生活を強いられています。

毎日自分たちで育てた野菜のスープと、貰い物のパン。

そんな生活を送りながらも、エルサはいつも明るく笑顔でした。

ある日、エルサの元に公爵家の長男から、婚姻の申し込みが来ます。

相手は第一王子の側近で、宰相補佐官というエリートです。

面識もなく、名前すら知らなかったエルサ。

弟は怪しいと、この婚姻を大反対します。

しかしエルサは、嫁ぐことで支援を受けられること知り、口減らしにもなると結婚を承諾するのです。

あっという間に結婚式の日となり、その日に初めて夫となるユリウスと会います。

キラキラと輝くほどの美貌を持つユリウスを見て、エルサは驚きます。

豪華な結婚式を挙げて、公爵家に迎え入れられたエルサ。

初夜を控えて緊張する中、急に態度が冷たくなったユリウスから、仮面夫婦として過ごしたいと言われるのです。

ユリウスは3つ条件を出します

  1. 次期公爵の妻らしい、立ち居振る舞いをすること
  2. ユリウスに干渉しないこと
  3. 人前では仲睦まじくすること

それさえ守れば、あとは好きにして良いというのです。

エルサはそれを聞き、自分との結婚がユリウスにとっても利があると知りホッとします。

そして、その条件を笑顔で受け入れるのです。

登場人物

エルサ=ユカライネン

公爵家の長女。

前向きで明るい性格。

両親の愛を、いっぱい受けて育った。

亡国の王家とラルト王家、どちらの血も引いている為、血筋は非常に良い。

しかし、貧乏。

食べるものに事欠く生活をしていた為、趣味は家庭菜園。

甘いものが大好き。

古着で作業も作っていた為、縫物も上手。

ユリウス=ロイアス

第一王子の側近で宰相補佐官で、次期公爵。

非常にイケメン。

仕事人間。

話術と贈り物で女性の気を引き、王子の為に情報を集めている。

不仲の両親の元で、愛を知らずに過ごした。

居ないものとして扱われていた、トラウマがある。

家族というものが良く分からない。

エルサとも、仮面夫婦であることを望む。

アレクシス=ヨーセフ=ラルト

ラルト王家の第一王子。

エルサが年頃となり、その血筋を狙って反逆分子に利用される前に、手元に置こうと考える。

自分は妻一筋な為、側近であるユリウスに結婚を命じる。

ユリウスのことを、かなり気に入っている。

セラフィーナ=パルニラ

パルニラ伯爵家の娘。

3年前の夜会でユリウスと出会い、ユリウスに好意を抱いている。

その為、エルサのことを良く思っていないので、マウントを取ってくる。

結婚をしても、ユリウスのことを諦めていない。

見どころ

タイトルのインパクトが強いこのマンガ。

その点以外は、とても穏やかな生活が描かれています。

穏やかに見えるのは、エルサの影響で、様々なことが2人の周りで起きていきます。

私がこのマンガにハマった、魅力をご紹介したいと思います。

綺麗な絵柄

私がこのマンガを手に取ったキッカケは、ユリウスが好みだったから!!

…ものすごく個人的な事ですみません。

このマンガは本当に絵がキレイ!

強い癖もなく、物語の邪魔もしません。

貴族のお話ですが、女性たちはワンピースを少し豪華にしたような装いなので、親近感があります。

その為、主人公の気持ちも、共感しやすいのです。

前向きなエルサの魅力

エルサは、とても前向きです。

純粋なので、他人からのマウントもけん制も、全く利きません。

王家の血を引いているにもかかわらず、毎日パンと野菜のスープだけの生活。

その野菜ですら、エルサ自身が育てています。

決して楽な生活ではないのに、エルサはいつも笑顔です。

お見合いで結婚した両親ですが、2人はエルサと弟のハンネスを愛情いっぱいに育ててくれました。

その影響もあり、エルサはとても素直で、純粋な娘育ったのです。

お金が無い為社交界にも出ていなかったエルサは、擦れていません。

慣れない社交も、持ち前の明るさと勤勉さでクリアしていきます。

派手さはないけれど、常に笑顔のエルサは、見ていて心が穏やかになります。

とても素敵な女性だと思います。

愛を知らないユリウスの変化

ユリウスは、愛というものを知りません。

両親は顔を会わせば言い合いをし、子供のことには関心がありませんでした。

ずっと1人で居た為、家族というものがよく分かりません。

互いに恋人を作り、愛のない夫婦生活を間近で見てきました。

その影響もあり、人を愛したり、恋人を作るつもりがありません。

エルサとの結婚も、王子からの〝命令〟に従っただけで、最初から「仮面夫婦」となるつもりでした。

エルサは言われたことを守り、公爵家で自由に過ごします。

野菜を育て、メイド達と一緒に裁縫をして、のびのびと暮らします。

ユリウスとは食事を共にし、帰宅時には必ず迎えに出ては来ますが、約束通りそれ以上は踏み込みません。

エルサがいる生活を送り始めたユリウスの方は、少しずつ変化が現れるのです。

読むのがおススメなサイト

サイトで読むことが出来るのは、初回登録で半額クーポンがある、BookLive!がおススメです。

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まだ出版されたばかりなので、掲載されているサイトが少ないので、kindleやコミックで購入するのもおススメです。

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どこで読むか迷った方は、参考にしてくださいね。

まとめ

きみ愛は、一見ユリウスが酷い男性のように見えます。

しかし、彼は家族というもの、夫婦というものが分からないだけでした。

そんな彼を変えることが出来たのは、常に笑顔で陽だまりのようなエルサでした。

ユリウスに対して怒りはあまり湧きません。

代わりに、少しずつユリウスが変わっていく姿にエールを送りたくなります。

エルサはもちろん、ユリウスも愛を知り、2人で幸せになって欲しい!

そう思う作品です。

恋愛マンガを読みたいと思っている方には、是非読んでいただきたいです!

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

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